こんにちは!Maruです。
いきなりですがこんなお悩みはありませんか?
- 「はちみつを価格の安さで選んだら美味しくなくて失敗した…」
- 「スーパーのはちみつは中国産やカナダ産などいろんな種類があるけどどれが美味しいの?」
スーパーにあるはちみつだけでも数種類から多いと数十種類もあり、どれを選んだらいいか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では「本物のはちみつを選ぶための見るべきポイント」を解説します。
結論から言うと、はちみつはたった2つのポイントを見るだけで本物のはちみつかどうかを判断できます!
- はちみつの容器に書いてある品質表示ラベルをチェック
- はちみつの色/濁り具合/香りをチェック
2つだけなら簡単に覚えられますし、今日からすぐに実践できるのでぜひ最後まで読んで、早速試してみてくださいね!
おすすめの美味しいはちみつについて早く知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
それでは早速見ていきましょう!
新卒で入社した会社で、はちみつカフェの運営・飲食店の立ち上げを経験。はちみつの知識だけでなく、集客やグルメサイト改善などのマーケティング知識を学び、養蜂園との業務提携や商品開発等を行った。
年間100冊以上本を読む読書好き。
人生のモットーは『自由とゆとりが人生の選択肢を増やす』
本物のはちみつとは?
そもそも「本物のはちみつ」とは何なのでしょうか?
実は、ホンモノ・ニセモノに明確な定義はなく、自然のままのはちみつを本物のはちみつと呼ぶようです。
そこでここでは、自然のままの純粋なはちみつを「ホンモノ」、加熱や加工がなされているはちみつを「ニセモノ」と区別することにします。
はちみつの加熱・非加熱についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください!
そもそもなぜ、「本物」「偽物」と呼ばれるほどの違いが生まれてしまうのでしょうか?
次で、はちみつがどのようにして作られるのかを簡単に解説します。
はちみつができるまでの過程
はちみつは本来、大量生産可能なものではありません。
はちみつ作りは、蜜源となる植物を探し出すところから始まります。
基本的に巣を拠点として、その周囲にある花や果樹を探し出して、その場所や方角を仲間たちに伝えます
集めた花蜜はそのままの状態でははちみつになりません。ここで、ミツバチが持つ消化酵素と混ぜることで、花蜜に含まれるしょ糖を分解しておきます。
花蜜とは、植物の光合成によって作られる糖の混合物のこと!
55%のスクロース(しょ糖)、24%のブドウ糖、21%の果糖でできており、
アミノ酸や多くの化合物を含んでいるよ!
巣に持ち帰った花蜜は、内勤バチと呼ばれるミツバチに口移しで渡され、さらに消化酵素を混ぜます。その後、ハニカム構造の巣の中にある貯蔵スペースに蜜を入れます。
最後に、蜜の濃度を高めるために、羽を羽ばたかせることで空気を送り、水分量を約20%ほどに下げます
この水分量を調整する過程を待たずに採蜜したものを夕採りはちみつといい、はちみつになりきれていない不完全なはちみつを人の手で無理やり水分量を調整しているという事実もあります。
実はこのようにして作られるはちみつには栄養が少なく、はちみつとは呼べないのです。
そうして出来上がったはちみつをミツロウという働きバチが分泌するロウを使って蓋をし、貯蔵していきます。
ここまでの工程を踏んでようやくはちみつが完成します。この状態になったはちみつを人の手で収穫し、瓶詰めすることで私たちがよく知るはちみつになるのです。
はちみつを1kg作るために、
ミツバチは約14万5千キロもの距離を移動すると言われているよ!
このように自然とミツバチの働きで作られ、人の手で収穫、商品化されるのが、本物のはちみつなのです!
本物のはちみつを選ぶメリット
では、本物のはちみつを選ぶことでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
下記に偽物のはちみつとの比較をまとめましたのでご覧ください。
本物のはちみつ | 項目 | 偽物のはちみつ |
---|---|---|
サラサラ・花の香り | 味わい | ドロッとしている・香りが弱い |
150種類以上 | 栄養素 | ビタミンや酵素が消失 |
気温の変化で固まる | 固まりやすさ | 固まりにくい |
中〜高価格 | 価格 | 低価格 |
上記の表から分かるように、偽物のはちみつと比べ、味わいや含まれる栄養素の違いが顕著であることがわかるかと思います。
では、本物のはちみつを見分けるためにはどのようなポイントに注意すればよいのでしょうか?次で解説します。
本物のはちみつの選び方
本物のはちみつを選ぶことで、多くのメリットがあると解説しました。
しかし、「メリットが多いのは分かったけど、どうやって選んだらいいの?」と思われるかと思います。
結論から言うと、「本物のはちみつ」を見極める方法は下記の2つのポイントを見ることです。
- Point1:はちみつの容器に書いてある品質表示ラベルをチェック
- Point2:はちみつの色/濁り具合/香りをチェック
それぞれ解説します!
Point1:はちみつの容器に書いてある品質表示ラベルをチェック
まず一つ目のポイントは表示ラベルをきちんと確認することです。
「なんだそんなことか」と思われるかもしれませんが、はちみつはこのラベルから読み取れる情報が非常に重要なのです!
なぜなら、一般的にスーパーで売っているはちみつは外国産のものが多く、低品質なものも多いからです。
そんなはちみつを購入しても良いことはほとんどありません!
では実際のチェックポイントを確認しましょう!
- 原産地・原産国名
-
どこの国で採れたはちみつなのかを確認しましょう。
おすすめの産地は、
- はちみつに厳しい基準を定めているヨーロッパの国々
- ニュージーランド
です。もちろん国産のはちみつはおすすめですが、「国産だから安心・安全」といった過信は危険です。
- 原材料名
-
「果糖ブドウ液糖」や「人工甘味料」が含まれていないかどうかを確認しましょう!
- 結晶化に関する記載があるかどうか
-
天然のはちみつにはブドウ糖が多く含まれており、結晶化が起こりやすいため
※はちみつの種類によっては結晶化が起こりにくいはちみつもあります。はちみつが固まる原因はブドウ糖にあり!【保管方法と湯煎による戻し方を解説】 この記事では「はちみつが白く固まってしまった理由と溶かして元に戻す方法」を解説します。この記事を読めば、はちみつがなぜ結晶化するのか、その特徴を知った上で、 栄養を損なうことなく美味しくはちみつを食べることができます。
特に注意してみるべき点は「産地」と「原材料名」です。
外国産のはちみつは、輸入時に振動や気温で固まってしまうことが多く、日本に着いてから一度高温で加熱処理をしていることが多いのです。
そして、はちみつの栄養素には熱に弱い成分が含まれており、高温での加熱によってそれらの有効成分が損なわれてしまうのです!
また、原材料にはちみつ以外の成分が記載されていることもあります。
そのようなはちみつは、純粋なはちみつとは呼べず、「ニセモノ」である可能性が高いので注意が必要です。
ラベルを見るだけでもこれだけたくさんの情報が分かるんだね!
Point2:はちみつの色/濁り具合/香りをチェック
先ほど紹介したラベルのチェックポイントと合わせて、はちみつの状態を見ることでも品質の良し悪しがわかります。
しかし、実際にはちみつを容器から出してみるまでは正確には判断できないというのも事実です。
見るべきポイントは以下の3つ。
- はちみつの色は濃い琥珀色・茶褐色ではないか
-
色が濃い方がいいものだと思われそうだが、脱臭・脱色処理をすると色が濃くなるため注意が必要です
- はちみつに濁りがあり、透かしてみたときに反対側が透けて見えないかどうか
-
純粋なはちみつには花粉などが混じっているため、純粋透明ではない
- 粘り気や厚みがないかどうか
-
天然のはちみつはさらさらしており、どろっとしている場合には水飴などが加えられている可能性がある
上記のポイントを押さえることで、良いはちみつを選べる確率が格段に高くなるでしょう!
はちみつの種類は多いけど、見るポイントは同じなんだね!
ただ、色に関しては「栗はちみつ」や「蕎麦はちみつ」はコーヒーのような黒褐色をしているから注意だよ!
ただし、先ほども述べたようにスーパーに売っているはちみつのほとんどは外国産の加熱済みのものがメイン。
知識を得ることで、同じ外国産でも「より高品質な本物のはちみつを生産しているのはどこなのか」「本物のはちみつを手に入れるためにはどこで購入すれば良いのか」など、結果的に本物のはちみつを選ぶことにつながっていきます!
安心できるはちみつの産地
ここでは、外国産でも安心して楽しめるはちみつの産地をいくつかご紹介します。
品質の高さを国が保証しているはちみつもありますので、ぜひはちみつ選びの参考にしてみてくださいね!
具体的には以下の通り。
- ニュージーランド
- ヨーロッパの国々(特にドイツははちみつ先進国と呼ばれています)
- カナダ
これらの国々では、はちみつと呼べる基準を明確に定めていたり、厳しい品質チェックをクリアしたものだけが輸出できるなどのはちみつの品質を保つための施策を行っています。
詳しくはこちらの記事で解説していますのでご一緒にご覧ください。
本物のはちみつを購入するならネット通販の活用がおすすめ
「スーパーには選ぶ基準に当てはまるものがないけどどうしたらいいの?」という疑問も出てくるかと思います。
実はその通りで、基本的にスーパーではちみつを購入することはおすすめしていません!
ではどこで購入するのが良いのでしょうか?
結論、ネット通販での購入がおすすめです!
現在のネット通販は非常に便利になっており、高品質なはちみつを日本中どこにいても届けてくれます。
そしてネット通販の中でも価格の安いものを選ぶのではなく、生産者の顔が見える販売店を選んで、はちみつを購入することをおすすめします!
今回は私が個人的にオススメするはちみつをいくつかピックアップしてご紹介します!
おすすめのポイントを合わせて解説していますので、参考にしてみてください。
ネット通販で買えるおすすめのはちみつ
1つ目は、筆者も愛用している
おすすめのポイントは以下の通りです。
- ニュージーランド産の高品質はちみつが安く買える!
- 生産者さんとの信頼関係が構築できており、安心・安全で美味しい!
- ニュージーランド政府公認の証明書を輸入のたびに発行する徹底ぶり!
- 取り扱っているはちみつの種類が豊富
- 日本人好みのくせのないはちみつで、どんな料理とも相性抜群!
こちらのはちみつは筆者もリピート購入するほど愛用しているおすすめのはちみつです!
使いやすくて便利なスタンドボトルを採用しているよ!
こちらのショップでは定期的にセールを開催しているからお得にゲットできるチャンスもいっぱいだよ!
2つ目は、希少なニホンミツバチのはちみつを伝統の技法で生産している水谷養蜂園さんです。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 希少なニホンミツバチのはちみつそのままの美味しさを楽しめる
- 大正元年創業の老舗の養蜂園で、歴史と伝統ある一流のはちみつ養蜂園
- 世界各国で養蜂の技術を伝えるトレーサビリティを行なっている養蜂のプロフェッショナル
- とにかくはちみつの品質が高い!
こちらのはちみつは一度食べれば「これは本物だ」と実感できるほど品質が高いのが特徴だよ!
ちなみに養蜂をしている水谷俊介さんははちみつのソムリエと言われる「はちみつマイスター」の資格を持っているんだって!
最後にご紹介するのは、「神戸養蜂場」です。
こちらは「自然との共生」をテーマに、はちみつを使ったカフェやEC販売を行なっている養蜂場です。
実は、ミツバチがいなくなると地球上にある作物のほとんどが収穫できなくなると言われているほど、ミツバチは人・環境と深く結びついているのです。
こちらのおすすめポイントは以下の通りです。
- 国産はちみつを手に取りやすい価格で購入できる
- デザイン性が高く、プレゼントやギフトとしても使える
- 自社で養蜂から販売までを行なっており、はちみつの質が高い
プレゼントにはちみつって、相手の健康に配慮していることが伝わるし、デザインもオシャレですごくいいね!
上記の3ショップは実際に私が食べてみて、「これはおすすめできる!」と考えたはちみつです。
ぜひはちみつ選びの参考にしてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
「本物のはちみつとは何か」から、「本物の選び方」「おすすめのはちみつ」まで幅広く解説してきました。
- 本物のはちみつとは、加熱や加工がなされていない自然のままのはちみつのこと
- はちみつを選ぶ際には、「ラベル表示」と「色や濁り具合などの状態」をチェック
- 本物のはちみつを購入するならネット通販の活用がおすすめ
- 自分の好みに合ったはちみつを選んで、美味しく楽しもう!
はちみつは健康効果も高く、味も香りも素晴らしい天然の恵みです。
ぜひ、市販のものではなく、本物のはちみつを選んで味わってみてください!
はちみつの選び方に関するQ&A
大切なのは正しい知識を持つこと
私自身、人から、本から多くのことを学び、価値観が180°ガラッと変わった経験があります。
『選択肢は一つではない』ということを知ることで、選択の基準や新たな学びのきっかけになれたら幸いです!
こうして情報発信をすることで一人でも多くに人に知ること・学ぶことのきっかけを作ってもらえるように記事を書いていきますので、よかったら他の記事も見て見てください!
それではまたお会いましょう!
参考文献・記事
新卒で入社した会社で、はちみつカフェの運営・飲食店の立ち上げを経験。はちみつの知識だけでなく、集客やグルメサイト改善などのマーケティング知識を学び、養蜂園との業務提携や商品開発等を行った。
年間100冊以上本を読む読書好き。
人生のモットーは『自由とゆとりが人生の選択肢を増やす』