こんにちは!Maruです。
この記事はこんな悩みや疑問がある方におすすめ!
- 開封してから時間が経ってしまったはちみつがあるんだけど、まだ食べれるの?
- はちみつは腐らないってほんと?
はちみつを普段から食べない家庭では、大容量のはちみつを購入しても、使いきれずに余らせてしまうことってありますよね?
そのまま放置していると、「これってまだ食べれるのかな?」や、「お腹を壊すと嫌だし、もったいないけど捨てちゃお」という方もいらっしゃるかもしれませんね。恥ずかしながら以前の私がそうでした…
そこでこの記事では、
はちみつは腐るのか?という疑問から、腐らないはちみつの選び方、活用方法までを解説します!
それでは早速みていきましょう!
はちみつは腐らない?
結論から言うと、天然のはちみつは腐りません!
それにははちみつに含まれる殺菌効果と水分量が関係しており、極論いつまででも食べることができるのがはちみつなのです。
しかし、腐らないと言っても美味しく食べることができる期間はもちろんあります。また、管理方法や保存容器によってもその期間に差が出ます。
はちみつの保存方法については、はちみつの適切な保存方法で解説します。
はちみつを美味しく食べることができる期間について、次で解説します。
はちみつの賞味期限
賞味期限とは、「美味しく食べることができる期間」のことです。
天然と加工によって賞味期限に違いがあり、天然はちみつの方がより長い期間楽しむことができます。
天然はちみつ | 2~3年ほど |
加工はちみつ | 半年~1年ほど |
開封してから美味しく食べられる期間
はちみつは、開封後も長期間保存できます。
しかし開封後は、温度や湿度など、保存する環境が影響することから、美味しく食べられる期間は決まっていません。
場合によっては、早いうちに「カラメル化」という、はちみつ内の水分が失われることで茶褐色に変色したり、香りが失われることもあります。
他の食材と同様に、開封後はできるだけ早めに使用するよう心がけるようにしましょう!
はちみつが腐らない理由
はちみつが腐らない主な理由は以下の二つがあげられます。
- 水分量が少ないため
- 高い殺菌効果が含まれるため
それぞれ解説します。
水分量が少ないため
はちみつは、作られる過程で水分を飛ばし、栄養を濃縮します。
食べ物が腐敗する原因を簡単に説明すると、空気中に漂う微生物が食品上で繁殖し、分解することで起こります。
つまり、腐敗しやすい条件は、微生物のエサとなる「タンパク質などの有機物」と「水分」が豊富なことと言えます。
その点はちみつは、水分量が20%ほどと少なく、かつフルクトース(果糖)という糖が高い吸湿性をもっていることから菌が繁殖しにくい状態を作り出します。
さらに、はちみつ自体には強い殺菌・抗菌効果をもつ成分が含まれているため、温度や湿度などの環境要因が整えば、はちみつは永久に腐らないのです!次で解説します。
高い殺菌効果が含まれるため
はちみつに含まれる殺菌・抗菌効果は2つの成分がもたらしています。
一つはグルコン酸です。グルコン酸は、グルコース(ブドウ糖)が酸化されることでできる酸味のある成分です。
名前のとおり酸性で、菌や微生物を殺菌する効果をもちます。
二つ目は過酸化水素です。これははちみつに含まれるグルコースオキシターゼという酵素が、空気中の酸素と結合することで作られる成分です。
過酸化水素は別名をオキシドールといい、医療用の消毒液にも使われる成分です。
「医療用消毒液」と聞けば、その殺菌効果の高さを感じてもらえるのではないでしょうか?
これらの二つの成分が含まれることから、はちみつは腐らないどころか、強力な殺菌効果をもつ物質として菌の繁殖を抑制するのです。
そんなはちみつの殺菌効果を活用したのがのど飴や、歯磨き粉などの日用品です。
さらに、乾燥する時期にははちみつうがいをすることで、風邪の予防にもつながるため、ぜひ活用してみてくださいね!
市販のはちみつは傷む可能性があるため注意
ここまで、はちみつがなぜ腐らないのか、その理由を解説してきました。
しかしすべてのはちみつが腐らないかというと、実はそうではないのです!
なぜならスーパーなどで市販されている安くて大容量のはちみつは100%純粋はちみつではないことが多く、他の成分が含まれていると、そこから微生物やカビが繁殖してしまうこともあるためです。
そのため、「はちみつは腐らないからいつでも使える」と考えずに、他の食品と同様に開封後はなるべく早く食べ切るようにしましょう。
はちみつの適切な保存方法
はちみつの風味や味わいを長持ちさせるためには保管方法も重要です。
なぜなら保管場所や保管する環境が悪いと、はちみつが傷みやすくなったり、結晶化しやすくなってしまうからです。
はちみつを保管する環境や、温度・湿度などにより、はちみつが白く固まること
はちみつを適切に保管するには次の二つを守るようにしてみてくださいね。
- 常温で保存する
- 振動の少ない直射日光の当たらない場所で保管する
結晶化したはちみつの使い方
「結晶化してしまったはちみつはどういう使い道があるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に解説します。
おすすめの食べ方は次の二つです。
- 食感を活かしてトーストに塗って食べる
- 温かいドリンクに入れて楽しむ
それぞれ解説します。
食感を活かしてトーストに塗って食べる
はちみつ好きの中にはその食感が好きで、「トーストに付けて食べてます!」という方もいるようで、あえて結晶化しやすい種類のはちみつを選ぶ方もいるほどです。
いつもと一味違ったはちみつを楽しみたい方におすすめです!
温かいドリンクに入れて楽しむ
温かいドリンクに溶かし入れてしまうことで、固まっていても関係なくはちみつを楽しむことができます。
おすすめはレモンティーにはちみつと生姜を加えて、身体を芯から温めることです!
詳しいレシピをこちらの記事で紹介していますので是非ご覧ください!
おすすめの美味しい天然はちみつ
最後におすすめのはちみつをご紹介して終わりにします。
ここまで解説してきたように、市販のはちみつは100%純粋はちみつではない場合が多いため、栄養面からも、健康面からもおすすめできないのが本音です。
では、「どんなはちみつを選べばいいの?」と思われるかと思いますので、結論から言うと、「加工されていない天然はちみつ」を選ぶのが一番です!
その理由を次で解説します。
加工されていない天然のはちみつ選ぼう!
加工されているはちみつとは、「精製はちみつ」や「加糖はちみつ」など、糖分が加えられたり、加熱処理によって滅菌しているはちみつを指します。
一方で天然はちみつとは、名前の通り、ミツバチが自然の中で作ったそのままの状態のはちみつのことを指します。
天然はちみつがおすすめの理由は栄養の豊富さと、豊かな香り・味わいが加工はちみつとは段違いだからです!
さらに、はちみつが腐らない理由である殺菌効果もそのまま取り入れることができます。
はちみつの良さを存分に取り入れるなら天然はちみつを選ぶといいでしょう!
おすすめの天然はちみつ
筆者がおすすめする天然はちみつを一つ紹介しますので、ぜひはちみつ選びの参考にしてみてください!
- 大正元年創業の老舗の養蜂園で、歴史と伝統ある一流のはちみつ養蜂園
- 世界各国で養蜂の技術を伝えるトレーサビリティを行なっている養蜂のプロフェッショナル
- とにかくはちみつの質が高い!
- 商品開発にも積極的に取り組んでおり、はちみつを使ったさまざまな商品を作っている
こちらのはちみつは何度か食べたけど、まさに本物の味わい!
ちなみに養蜂をしている水谷俊介さんははちみつのソムリエと言われる「はちみつマイスター」の資格を持っているから品質の高さは折り紙付き!
名物はハニポテ!
その可愛さと美味しさから若者を中心に大人気商品となっているよ!
まとめ:開封後ははちみつが傷んでしまう前に早めに食べよう!
いかがだったでしょうか?
はちみつが腐らない理由から、はちみつの保存方法、おすすめの天然はちみつまでを解説しました。
- 天然はちみつは腐らない!
- はちみつが腐らないのには、「水分量」と「高い殺菌効果をもつ成分」が関係している
- 市販のはちみつは、はちみつ以外の成分が混ぜられていることもあり、天然物に比べて傷みやすい
- 栄養・香り・味わいから、天然はちみつを選ぶのがおすすめ!
はちみつは腐らないからと言って、大量に買ってストックしておくことはあまりおすすめできません。
はちみつも食品であり、味や香りは時間の経過とともに劣化してしまうからです。
使い切れる分量を購入し、正しい方法で保管することで美味しくはちみつを楽しんでみてくださいね!
はちみつは腐るのかに関するQ&A
大切なのは正しい知識を持つこと
私自身、人から、本から多くのことを学び、価値観が180°ガラッと変わった経験があります。
『選択肢は一つではない』ということを知ることで、選択の基準や新たな学びのきっかけになれたら幸いです!
こうして情報発信をすることで一人でも多くに人に知ること・学ぶことのきっかけを作ってもらえるように記事を書いていきますので、よかったら他の記事も見て見てください!
それではまたお会いましょう!
参考文献・記事
新卒で入社した会社で、はちみつカフェの運営・飲食店の立ち上げを経験。はちみつの知識だけでなく、集客やグルメサイト改善などのマーケティング知識を学び、養蜂園との業務提携や商品開発等を行った。
年間100冊以上本を読む読書好き。
人生のモットーは『自由とゆとりが人生の選択肢を増やす』