こんにちは!Maruです。
この記事はこんな悩みや疑問をもつあなたにおすすめ!
- スーパーに売っている純粋はちみつって本物のはちみつなの?
- はちみつは非加熱がいいって聞くけど、それってほんとなの?
この記事では「加熱・非加熱はちみつの違いとそれぞれの特徴」について解説します。
筆者自身も学生時代に毎日はちみつを食べるようになってから、少しでも賞味期限が切れた食品を食べただけで痛くなっていたお腹の調子が良くなり、胃腸の調子が良くなったことで肌の調子も良くなりました!
それでは、今回も一緒に学んでいきましょう!
新卒で入社した会社で、はちみつカフェの運営・飲食店の立ち上げを経験。はちみつの知識だけでなく、集客やグルメサイト改善などのマーケティング知識を学び、養蜂園との業務提携や商品開発等を行った。
年間100冊以上本を読む読書好き。
人生のモットーは『自由とゆとりが人生の選択肢を増やす』
はちみつの加熱・非加熱の違いとは?
結論から言うと、はちみつの加熱・非加熱の違いは「熱を加えているかどうか」「栄養成分」「使用目的」の違いです!
非加熱のはちみつは言い換えると「生の状態のはちみつ」ということです。
生はちみつとは、ミツバチの巣から採蜜したままの状態ということで、人の手が加わっていないはちみつのことを指します。
一方で加熱はちみつは、「加熱処理されたはちみつ」という意味で、主に加工食品などの製品に使用する際に、加熱殺菌や脱臭処理をしたはちみつを指します。
なぜはちみつの加熱・非加熱が注目されるようになったのか?
はちみつの販売店には日々、「そちらのはちみつは非加熱ですか?」と言う質問がくるそうです。
ではなぜ、はちみつの加熱・非加熱を気にするようになったのでしょうか?
その理由は加熱殺菌すること=悪いことだという情報が多く出回るようになっているからだと思います。
実際はどうなのでしょうか?メリット・デメリットをそれぞれ比較してみましょう。
メリット | 加工食品に使うときに はちみつの香りや風味を 無くして、調味料として 使用できる |
デメリット | 加熱処理によってはちみつの 栄養はなくなり、 砂糖と変わらなくなる |
メリット | はちみつ本来の 風味・香り・栄養 をそのまま楽しめる。 蜜源となる花や果樹の違いを 感じられる。 |
デメリット | ボツリヌス菌がいる 可能性がある |
加熱はちみつは主に加工に使用されるはちみつで、「精製はちみつ」や「加糖はちみつ」としてさまざまな食品や製品に使用されています。
一方で、非加熱はちみつは主にそのまま食べる用として流通します。
「非加熱だから賞味期限が短いのでは?」という疑問も聞こえてきそうですが、実ははちみつは腐りません。
ですので、生はちみつだから早く食べないといけないといった心配はご無用です!
しかし、デメリットとしてあげているように、ボツリヌス菌がいる可能性があるため注意が必要です。
このボツリヌス菌というのは熱に強く、120℃で4分間加熱処理しなければ完全に死滅させることができません。
詳しくは参考になる記事を貼っておきますのでこちらをあわせてご覧ください。
はちみつの栄養成分と加熱はちみつの問題点
ここまではちみつの加熱・非加熱の違いとそれぞれの特徴について解説しました。
「加熱はちみつ=悪いっていう情報はデマだったってこと?」と思われるかと思いますので解説します。
はちみつの栄養成分
まず、はちみつの栄養成分について解説します。
はちみつには、エネルギーの素になる糖分や、良質なビタミンB群、アミノ酸などの100種類以上の栄養成分が含まれています。
ここで問題なのが、
はちみつの栄養成分は熱に弱く、高い温度で加熱処理を行ったはちみつには本来含まれている栄養が残っていないということです。
はちみつを採蜜する際に、はちみつの温度をあげることでなめらかにし、収穫しやすくすることは全く問題ではありません。
はちみつの組成は60℃以上の高温になることで分解されるため、30℃〜40℃の温度ではほとんど影響はないのです。
加工食品に使用するときには、脱臭したり殺菌を目的にしているから、
かなりの高温で加熱処理しているんだね!
スーパーに売っている純粋はちみつの問題点
次に、筆者が一番の問題点だと感じている「純粋はちみつ」の表記について解説します。
他の記事でも何度もこの問題について触れているので、興味のある方はぜひそちらの記事も参考にしてみてください!
スーパーなどに売っている市販の安くて大容量のはちみつのほとんどが中国産であることはご存知だと思います。
スーパーに売っているほとんどのはちみつには「純粋はちみつ」というラベルが貼ってあり、選ぶわたしたちからすると「質の良いはちみつなんだ!」と感じると思います。
しかし、安くて大容量であることには当然理由があります!
水分量が減りきっていない状態のはちみつもどきを加熱して水分を飛ばしたり、はちみつに水飴などを加えてかさましをしている「はちみつを純粋」と表記して販売しており、私たち消費者を騙しているとさえいえます。
これにはさまざまな利権が関わっているため根本的な解決は難しい問題ですが、私たち消費者が選び方を変えることで解決につながっていくと考えています!
つまり、商品が買われなければ販売者側も売り方を工夫したり、
商品そのものを改善する必要が出てくるってことなんだね!
はちみつの加熱・非加熱の選び方
最後にはちみつの選び方について解説してこの記事を終わりにします。
はちみつを選ぶ際には「純粋はちみつ」という言葉に惑わされずに、
「商品ラベル」と「はちみつの色・濁り」をよく確認することが重要です。
そして、加熱はちみつは基本的に中国産のものが多いため、あまりにも安いはちみつは避けるのが無難です。
より詳しい選び方や見るべきポイントはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください!
また、私のおすすめはスーパーなどの市販ではちみつを購入するのではなく、ネット通販で専門店から購入することをおすすめしています。
現在は、ネットショッピングも発達し、日本全国の専門店から商品を購入することができます!
おすすめのショップ・はちみつを紹介している記事を貼っておきますので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ:はちみつの見るべきポイントを押さえ、目的に合ったはちみつを選ぼう!
いかがだったでしょうか?
非加熱はちみつは加熱はちみつとは違い、栄養成分が損なわれることなく丸ごと栄養を摂取することができます。
しかし、はちみつはあくまで一つの食材にすぎず、かつ、砂糖と同じ糖類です。
基本は正しい食事バランスを心がけ、そこに栄養を補足するイメージで取り入れることをおすすめします!
- 非加熱はちみつのメリットは栄養をそのまま摂れること
- 加熱はちみつのメリットは加工食品などに使い際に便利になること
- 注意点もあり、選び方と乳幼児には食べさせないことを守ることが重要
- はちみつを選ぶ際にはスーパーではなくネット通販がおすすめ!
はちみつだけでなく、商品選びの際にはよく確認することが非常に大切です。
自分なりの基準をしっかりともち、はちみつを有効活用していきましょう!
非加熱はちみつに関するQ&A
大切なのは正しい知識を持つこと
私自身、人から、本から多くのことを学び、価値観が180°ガラッと変わった経験があります。
『選択肢は一つではない』ということを知ることで、選択の基準や新たな学びのきっかけになれたら幸いです!
こうして情報発信をすることで一人でも多くに人に知ること・学ぶことのきっかけを作ってもらえるように記事を書いていきますので、よかったら他の記事も見て見てください!
それではまたお会いましょう!
参考文献・記事
新卒で入社した会社で、はちみつカフェの運営・飲食店の立ち上げを経験。はちみつの知識だけでなく、集客やグルメサイト改善などのマーケティング知識を学び、養蜂園との業務提携や商品開発等を行った。
年間100冊以上本を読む読書好き。
人生のモットーは『自由とゆとりが人生の選択肢を増やす』